新専門医制度

FAQ(J-OSLER-呼吸器)

専攻医ユーザー登録

A-1「J-OSLER-呼吸器」を利用する対象者を教えてください。
 下記ページに記載しておりますので、ご確認ください。
J-OSLER-呼吸器
A-2いつ利用開始したらよいですか?
 呼吸器内科領域専門研修開始日以降であれば、J-OSLER-呼吸器の利用を開始いただけます。
A-3連動研修をおこなった場合、いつ利用開始したらよいですか?
 内科専門研修制度と呼吸器内科領域専門研修制度は、別の制度になります。
それぞれ、研修施設の在籍期間と修了要件を満たす必要がございます。
内科専門研修後、呼吸器内科領域専門研修を開始いただくことが基本ですが、新専門医制度においては、内科専門研修期間(最短で3年間)のうち、呼吸器内科領域専門研修として最長2年間までの研修期間の重複が認められます。
すなわち、連動研修開始日以降であれば、J-OSLER-呼吸器の利用を開始いただけます。
呼吸器内科領域専門研修では、呼吸器指導医における指導・評価のもと研修いただきますが、連動研修の場合も同様です。
連動研修期間中の症例の登録方法についてはA-40をご覧ください。 連動研修をおこなうかどうかも含めて、呼吸器内科領域専門研修の開始時期については、プログラム統括責任者や担当指導医の先生とご相談ください。
A-4利用開始したい場合、どのように申請したらよいですか?
 下記ページに記載しておりますので、対象者であるかどうかを必ずご確認いただき、登録方法の手順に沿って、ご申請をお願い致します。
J-OSLER-呼吸器
A-5利用開始までの流れ、決裁者を教えてください。
  【専攻医ユーザー登録 ご利用開始までの流れ】 ①専攻医:利用対象者であるかどうかの確認
②専攻医:専攻医ユーザー登録希望のメールを送信
③事務局:必要事項を確認後、専攻医の方へ登録用のURLを送付
④専攻医:登録用URLより、必要事項を入力し、申請
 ※ここで「所属プログラム」「所属施設」「研修開始日」等も入力いただきます。
⑤基幹施設プログラム統括責任者:専攻医ユーザー登録申請の承認
 ※承認・否認結果が専攻医にメール通知されます。
承認の場合は、ログイン情報が付与されますが、
⑧まで完了しないと
症例登録や所属施設の変更などおこなえません。

⑥専攻医:担当指導医の選択
※原則、登録した「所属施設」の呼吸器指導医から選択してください。
⑦専攻医の所属施設の研修委員会委員長:担当指導医の選択の承認
⑧専攻医:症例の登録など、ご利用開始いただけます
【決裁者】
①専攻医ユーザー登録申請(基本情報、所属プログラム、所属施設、研修開始日)
基幹施設プログラム統括責任者
②担当指導医申請
専攻医の所属施設の研修委員会委員長
A-6「研修開始日」には、いつの日付を入れればよいですか?
 呼吸器内科領域専門研修の開始日(内科・呼吸器の連動研修をおこなった場合は、連動研修の開始日)を登録してください。
A-7「所属プログラム」の登録ですが、内科専門研修と呼吸器専門研修の基幹施設は一致している必要がありますか?
 いいえ。内科専門研修制度と呼吸器内科領域専門研修制度は、別の制度になります。
施設群の構成もそれぞれ異なりますので、必ずしも同じ基幹施設のプログラムに所属する必要はございません。
それぞれ、研修施設の在籍期間と修了要件を満たす必要がございます。
A-8研修プログラム(施設群)はどこから確認できますか?
 下記ページにExcel形式で掲載しておりますので、ご確認ください。
呼吸器内科領域専門研修制度(施設群)
A-9「所属施設」は、すでに施設の異動をしている場合、呼吸器専門研修を開始した施設を入力しますか?現時点の施設を入力しますか?
 後追いでの入力となった専攻医の方には、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。 基本的には、下記のとおりご登録をお願いいたします。
  • 研修開始日⇒呼吸器内科領域専門研修の開始日(連動研修をおこなった場合は、連動研修の開始日)
  • 所属プログラム⇒呼吸器内科領域専門研修における所属プログラム
  • 所属施設⇒呼吸器内科領域専門研修開始(連動研修の場合は、連動研修開始)時点の所属施設
プログラム統括責任者の承認後、担当指導医の選択となります。
この際、原則、登録した所属施設の指導医から選択いただきます。
ただし、後追いでの登録の場合、異動前の施設の指導医が、現在は退職・異動等で不在の場合もあるかと存じます。
現在の所属施設の指導医が、異動前の施設の症例等について、責任をもって評価を行っていただける場合は、ユーザー登録の時点で下記のとおり登録いただくことも可能です。
  • 所属施設⇒現在の所属施設
  • 担当指導医⇒現在の所属施設の指導医
なお、所属施設の履歴が直接研修歴に反映されることはございません。
研修歴については、最終的に、修了認定画面にて手入力いただくこととなります。
A-10専攻医のユーザー登録を行ったのですが、なかなか承認されません。
 ご利用開始までの流れは、下記ページに記載しておりますので、ご確認ください。 J-OSLER-呼吸器
下記ページに施設群一覧およびプログラム統括責任者を掲載しておりますので、ご確認ください。
呼吸器内科領域専門研修制度(施設群)
【⑤基幹施設プログラム統括責任者:専攻医ユーザー登録申請の承認】【⑦専攻医の所属施設の研修委員会委員長:担当指導医の選択の承認】の段階で承認いただけず、指導医の先生とご連絡がつかない場合には事務局までご相談ください。
A-11「担当指導医」の選択ですが、特別連携施設(呼吸器指導医不在)に在籍している場合は、どのように登録しますか?
 特別連携施設の要件として整備基準に下記のとおり定めております。
  • 専門研修プログラム(施設群)基幹施設との十分な連携下に定期的指導教育体制がとられていること。
  • 特定の施設要件は課さないが、専門研修基幹施設の呼吸器内科領域専門研修管理委員会と研修委員会とが管理と指導を行うこと。
従って、特別連携施設での研修実績については、所属プログラムの基幹施設の呼吸器指導医が指導・評価にあたることを基本とします。
特別連携施設の在籍期間中における担当指導医は、原則、基幹施設の呼吸器指導医の方となります。
A-12「研修開始日」を間違えて登録してしまいました。修正方法を教えてください。
 プログラム統括責任者が未決裁の場合は、「差戻し」をしていただき、改めて専攻医ユーザー登録申請をおこなってください。
プログラム統括責任者の承認後は、専攻医や指導医にて修正することができません。
事務局では修正が可能な箇所となりますので、専攻医氏名、フリガナ、生年月日、正しい研修開始日をご連絡ください。
A-13専攻医のユーザー登録を行ったのですが、ログイン情報が届きません。
 専攻医のユーザー登録申請後、プログラム統括責任者の承認が完了しますと、専攻医の方あてにログイン情報がメールで通知されます。
プログラム統括責任者や研修委員会委員長の画面において、サイドメニュー「申請」-「検索・参照・更新」の一覧で、「ユーザー登録申請」が「申請済」の場合、プログラム統括責任者の承認待ちの状態です。
承認後は「手続終了」の表示となります。

指導医ユーザー登録

A-14指導医資格を持っている人は全員J-OSLER-呼吸器へ自動で登録されますか?
 いいえ。新専門医制度における施設群申請の際に申請書に記載いただいた指導医の方や、個別で登録希望のご連絡をいただいた方を登録しております。
A-15指導医ユーザーを新規登録したいです。
 下記ページに記載しておりますので、対象者であるかどうかを必ずご確認いただき、登録方法の手順に沿って、ご申請をお願い致します。
J-OSLER-呼吸器
事務局にて指導医ユーザーを登録し、申請いただいたメールアドレスあてにログイン情報をお送りいたします。
A-16今年度、指導医新規申請をしています。J-OSLER-呼吸器に登録できますか?
 今年度、新規申請中の方については、認定日以降であれば登録が可能です。
希望される場合は、認定日以降にご連絡ください。(申し訳ございませんが、認定前の予約は受け付けておりません)
詳細はこちら⇒J-OSLER-呼吸器
A-17今年度、指導医新規申請をし、認定を受けました。J-OSLER-呼吸器に登録後は、担当指導医となれますか?
 J-OSLER-呼吸器に登録後であれば、担当指導医になることは可能です。
A-18今年度、指導医新規申請をし、認定を受けました。J-OSLER-呼吸器に登録後は、症例指導医となれますか?
 J-OSLER-呼吸器に登録後であれば、症例指導医になることは可能です。
ただし、認定日より前の症例は評価をおこなってはいけません。評価するのは指導医認定日以降の症例に限ります。
認定日より前の評価は、すでに指導医をお持ちであった先生がおこなってください。

ログイン

A-19どこからログインできますか?
 こちらからログインしてください。
A-20ログインコードがわかりません。
 ログインコードの照会は、下記のとおりご連絡ください。
宛先: helpdesk@j-osler-jrs.jp
件名:ログインコード照会
必要情報:氏名(漢字・フリガナの2点)、J-OSLER-呼吸器にご登録のメールアドレス
A-21パスワードがわかりません。
 パスワードについては管理していないため、ログイン画面の「パスワードをお忘れの場合はこちら」からパスワードの再発行をしてください。J-OSLER-呼吸器に登録されているメールアドレスあてに新しいパスワードが届きます。
A-22「パスワードをお忘れの場合はこちら」からパスワードの再発行をおこないましたが、メールが届きません。
 J-OSLER-呼吸器に登録されているメールアドレスあてに新しいパスワードが届きます。
メールアドレスの照会・メールアドレスの変更を希望の場合は、ヘルプデスクまでご連絡ください。
ヘルプデスクメールアドレス: helpdesk@j-osler-jrs.jp
件名:メールアドレスの(照会or変更)
  • ユーザー氏名
  • 会員番号5桁
  • 生年月日
  • (変更の場合)変更したいメールアドレス
A-23正しいログインコードとパスワードを入力しているはずですが、ログインできません。
 スペースが含まれていると、エラーとなります。
コピー&ペーストされる場合は特にご注意願います。 どうしてもログインできない場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れの場合はこちら」からパスワードの再発行をしてください。J-OSLER-呼吸器に登録されているメールアドレスあてに新しいパスワードが届きます。
A-24パスワードを誤って入力し、連続してログインに失敗しました。その後、正しいパスワードを入力してもログインできません。
 一定時間内に5回連続でパスワードを間違えると、60分間アカウントはロックされます。お手数ですが、60分後に正しいパスワードでログイン願います。
A-25新しいパスワードがエラーになり、パスワード変更できません。
 パスワードのルールは下記となります。ご確認ください。
  • 過去3回以内に使用したパスワードでないこと
  • 8文字以上、20文字以内であること
  • アルファベット大文字・小文字・数字の全てが含まれること

症例

症例(登録方法)、内科版からの「症例」データ移行方法はこちらのページをご参照下さい。

A-26症例はいつまでに登録したらよいですか?
 症例・病歴要約の各評価期間は下記となります(★添付スケジュール表を参照下さい)。
【症例経験】
修了認定評価依頼まで(150件の登録・承認)
なお、病歴要約は、症例指導医が承認済の症例をもとに作成いただくこととなります。
病歴要約のもととなる症例25件の登録をお早目に完了していただけたらと存じます。
【病歴要約 個別評価】
病歴要約一次評価(プログラム内評価)依頼まで(25件の登録・承認)
【病歴要約 一次評価(プログラム内評価)期間】
3年次(4月1日~)11月30日まで
【病歴要約 二次評価(プログラム外評価)期間】
3年次(5月1日~)1月31日まで
【修了認定登録・依頼・認定期間】
3年次(1月1日~)3月31日まで

病歴要約の各期間内に、所定の評価を受けて、accept(承認)を受けている必要があります。
病歴要約一次評価(プログラム内評価)が完了次第、遅滞なく二次評価(プログラム外評価)を依頼します。
所定の期間を過ぎるとその年での評価・認定ができず、翌年以後に持ち越しとなりますので、ご注意ください。
A-27初期臨床研修期間中の症例を、研修経験として登録できますか?
 初期臨床研修期間中の症例、必須技術、病歴要約などは、呼吸器内科領域専門研修における研修経験としては登録できません。
A-281つの症例を複数名の医師が経験症例として登録することは可能でしょうか?
 登録症例は主担当医、主病名として経験したものに限ります。同一期間に同一の患者に対して複数の主担当医がいることは想定していません。なお、呼吸器内科領域専門研修に相応しく、主担当医、主病名として、同一の症例を異なる期間に、適切かつ常識的に担当していると担当指導医と呼吸器内科領域専門研修統括責任者とが承認した場合に、同一の症例を複数の専攻医が経験症例として登録することも許容されます。
A-29同一患者の複数回の入院について、それぞれ症例登録してよいですか?
 原則、症例経験としては別の患者の症例を登録いただくことをお勧めいたします。
同一患者の入院の場合は、主病名・入院期間が異なる場合は登録可能です。
呼吸器内科領域専門研修に相応しい症例経験として記載されていることを症例指導医より承認いただきますようお願い致します。
A-30「整備基準」「研修カリキュラム」「修了要件症例数」はどこから確認できますか?
 それぞれ下記ページより最新版をご確認ください。
【整備基準】
呼吸器専門研修プログラム整備基準
【研修カリキュラム】
呼吸器内科領域専門研修カリキュラム
【修了要件症例数】
修了要件症例数
A-31「修了要件症例数」に「最小経験数」があります。システム内では実際に登録した件数をどこから確認できますか?
 申し訳ございませんが、画面の仕様上、表示ができません。
サイドメニュー[症例]-[検索・参照・更新]を開き、下にあるダウンロードボタンを押下いただくとExcelデータが出力できます。
Excel内で、ソートしてください。
U列[領域]...症例経験・必須技術
AA列[担当状況]...入院症例・外来症例
A-32「修了要件症例数」の「最小経験数」ですが、同一疾患で複数症例を登録してもよいですか?例:ある疾患群(2つの疾患)で最小経験数は「2」の場合、同一疾患2例でも認められますか?
 修了要件症例数に関しまして、指定の範囲内で様々な症例を登録いただくことが望ましいですが、指定の範囲内での疾患の重複は許容されます。
A-33登録症例における「主担当医」とは何ですか?
 専攻医が当該患者に対し診断や治療を行ない、診療行為に責任を有した担当医であり、かつその内容を担当指導医により呼吸器内科領域専門研修に相応しいと認証されていれば、登録した専攻医を「主担当医」とします。
A-34登録症例における「主病名」とは何ですか?
 呼吸器内科領域専門研修として相応しい症例の経験として、DPCにおける主病名、退院時サマリの主病名、入院時診断名、外来症例でマネジメントに苦慮した症例などにおける病名などを想定しています。
A-35「副病名」が選択肢にない場合、どのように登録したらよいですか?
 必要と思われる副病名につきましては、♯4(その他の副病名)に、手入力してください。#4につきましては、「検索(虫眼鏡)」不要です。
A-36経験時期は、「呼吸器内科領域専門研修」「基本領域専門研修」どちらを選択したらよいですか?
 基本的には、「呼吸器内科領域専門研修」を選択いただきます。
内科・呼吸器の連動研修期間中の症例を登録する場合は、システムの管理上、下記のとおり選択をお願いいたします。
  • J-OSLER(内科版)からのデータ移行⇒「基本領域専門研修期間」を選択してください。
  • J-OSLER-呼吸器にて新規登録⇒連動研修か否かに関わらず、一律「呼吸器内科領域専門研修期間」を選択してください。
    「基本領域専門研修」を選択した場合、症例指導医は、現在の担当指導医となります。
A-37「症例指導医」は誰を選択したらよいですか?
 【症例指導医】は、症例を経験した施設で実際に指導にあたった呼吸器指導医としていただくことを基本とします。
ただし、後追いでの登録とせざるをえない場合、異動前の施設の呼吸器指導医が現在は退職・異動等で不在の場合もあるかと存じます。
2021年度時点では、現在の所属施設の呼吸器指導医が、異動前の施設の症例等について、責任をもって評価を行っていただける場合、症例指導医となっていただくことは許容されます。
なお、「症例指導医」は、J-OSLER-呼吸器上では、専攻医へ症例以外の評価(病歴要約、技術・技能など)を直接行うことはありません。また、特に専攻医何名までという数の制限はありません。
※担当指導医と症例指導医は兼務することも可能です。
A-38「症例指導医」の選択ですが、特別連携施設(呼吸器指導医不在)に在籍している場合は、どのように登録しますか?
 特別連携施設の要件として整備基準に下記のとおり定めております。
  • 専門研修プログラム(施設群)基幹施設との十分な連携下に定期的指導教育体制がとられていること。
  • 特定の施設要件は課さないが、専門研修基幹施設の呼吸器内科領域専門研修管理委員会と研修委員会とが管理と指導を行うこと。
従って、特別連携施設での研修実績については、所属プログラムの基幹施設の呼吸器指導医が指導・評価にあたることを基本とします。
A-39「外来症例」は登録可能ですか?
 症例登録においては、入院症例が望ましいですが、外来症例でも、目標とすべき経験症例の50%まで登録可能です。なお、外来症例とは2回以上外来で主担当医として対応した症例をさします。 病歴要約は原則、入院症例としていますので、外来症例による病歴要約は推奨していません。
病歴要約は、承認済みの症例をもとに作成いただくものとなりますので、そのことも踏まえて症例登録をおこなってください。
●補足(病歴要約における外来症例の登録について)
病歴要約は原則、入院症例としています。外来症例による病歴要約は推奨していません。
ただし、呼吸器内科領域専門研修期間中に呼吸器内科領域専門研修に相応しい入院症例としての診療経験がない場合で、
  1. 2~3回の外来診療のみの診療経験の記載内容は病歴要約として認めないこと
  2. 入院症例と同様に、主訴、病歴、身体診察所見、主な検査所見、プロブレムリスト、診断過程、治療経過、管理、総合考察などを含めて、診療密度と質を担保できるような病歴要約であること
  3. その内容が担当指導医により呼吸器内科領域専門医レベルにあることを承認すること
上記1.~3.をすべて満たす場合には、外来症例による病歴要約の提出を3例まで認めます。提出する3例は、全て異なる疾患・病態群である必要があります。
なお、疑義を生じるような病歴要約は、日本呼吸器学会専門医認定・更新資格審査委員会による審査で「当該病歴要約の差替え reject 」 や 「不合格」 の要因となることに、特に注意願います。
A-40連動研修の症例として、どのような症例がJ-OSLER-呼吸器へ登録可能ですか?登録方法についても教えてください。
 内科専門研修後、呼吸器内科領域専門研修を開始いただくことが基本ですが、新専門医制度においては、内科専門研修期間(最短で3年間)のうち、呼吸器内科領域専門研修として最長2年間までの研修期間の重複が認められます。
J-OSLER-呼吸器への連動研修期間中の症例登録については、下記を満たしたものが対象です。
  • 内科・呼吸器の連動研修期間中の症例であること
  • 呼吸器内科領域専門研修に相応しい研修実績であること
  • 呼吸器内科領域専門研修施設(かつ内科専門研修施設)での症例であること
  • 呼吸器指導医(かつ内科指導医)から指導(および承認)を受けた症例であること
上記を満たす症例について、登録方法は下記のとおりです。
J-OSLER(内科版)で、呼吸器指導医(かつ内科指導医)から承認を受けた症例経験と病歴要約は、J-OSLER-呼吸器にデータ移行できます。
また、チーム診療等で、J-OSLER(内科版)での評価者(内科指導医)とは別の呼吸器指導医も指導した場合には、J-OSLERー呼吸器に新規登録できます。
A-41内科・呼吸器の連動研修症例ですが、内科版からのデータ移行でのみ登録可能ですか?J-OSLER-呼吸器の新規登録での登録も可能ですか?
 データ移行が可能な症例は下記を満たしたものが対象です。
  • 内科・呼吸器の連動研修期間中の症例であること
  • 呼吸器内科領域専門研修に相応しい研修実績であること
  • 呼吸器内科領域専門研修施設(かつ内科専門研修施設)での症例であること
  • 呼吸器指導医(兼内科指導医)から指導および承認を受けた症例であること
データ移行は、登録の負担軽減のための機能となります。
内科版からのデータ移行、J-OSLER-呼吸器の新規登録、どちらの方法で登録いただいても構いません。
A-42連動研修期間中の症例のデータ移行の方法を教えてください。
 症例データ移行について、下記スライドにまとめております。 第61回日本呼吸器学会学術講演会 2021年4月25日(日曜日)
特別報告4「呼吸器専門医に相応しい専門研修を目指して」
SR4-2. J-OSLER呼吸器に記録する呼吸器専門研修実績
西川 正憲(藤沢市民病院呼吸器内科)
A-43内科専門研修中、内科指導医(呼吸器指導医資格なし)が指導・承認した症例について、呼吸器内科領域専門研修の症例として登録は可能ですか?「J-OSLER-呼吸器」へ別の呼吸器指導医に承認してもらえば良いですか?
 いいえ。内科専門研修中に呼吸器指導医が指導・承認していない症例は、呼吸器指導医が「指導」した症例ではないため、内科・呼吸器の連動研修症例として「J-OSLER-呼吸器」へ登録することはできません。
A-44連動研修期間を内科2年目と3年目とした場合、内科1年目の症例は、J-OSLER-呼吸器には登録できますか?
 いいえ。対象期間は、A-45をご確認ください。呼吸器内科領域専門研修期間に該当しない期間は、J-OSLER呼吸器に登録できません。
A-45「J-OSLER-呼吸器」へ登録可能な症例経験の対象期間はいつですか。
 呼吸器内科領域専門研修期間(内科・呼吸器の連動研修をおこなった場合は、連動研修期間を含む)の症例が登録対象です。連動研修期間中の症例経験登録については、A-40A-42も合わせてご確認ください。
A-46評価依頼した後の症例を修正したいです。
 症例指導医が「差戻し」すると、修正できるようになります。
A-47評価依頼した後の症例を削除したいです。
 症例指導医に「差戻し」を依頼してください。
一度評価依頼をされた症例は完全には削除できない仕組みとなっております。「差戻し」の状態を最終ステータスとして頂きますようお願い申し上げます。「差戻し」ステータスであれば、研修実績としてカウントされません。
A-48症例指導医に承認された症例を修正したいです。
 症例指導医の操作で「承認取消」を実行した後「差戻し」をしますと、専攻医が修正できるようになります。
病歴要約が作成されている場合、病歴要約の状態によっては症例指導医が「承認取消」することができません。
A-49症例の登録画面で、誤った疾患項目や指導医を選択してしまいました。
 再度、虫眼鏡マークをクリックし、正しい情報を選びなおしてください。
A-50「確認画面へ進む」ボタンをクリックしても次の画面に進みません。
 入力エラーの可能性があります。画面にエラーメッセージが表示されていないか、ご確認ください。
A-51プログラム内での施設異動後、異動前の施設で経験した症例の新規登録や評価依頼はできますか。
 はい、できます。
『この症例の指導医』に異動前の施設の症例指導医を選択することで、当時実際に指導を受けた指導医に「評価依頼」できます。また、症例指導医による「差戻し」や専攻医による「評価依頼」のやりとりも可能です。
経験時期「基本領域専門研修」の症例については、異動後に、異動前の施設の担当指導医による「差戻し」がされた場合、専攻医が修正版を「評価依頼」できるのは、現在の施設の担当指導医です。

病歴要約

A-52病歴要約の登録・評価の流れを教えてください。
 「病歴要約」は、「症例指導医が承認済みの症例」をもとにご作成いただきます。
まずは、病歴要約を作成したい症例のご登録をお願いいたします。
病歴要約の評価の流れは下記のとおりです。
個別評価(担当指導医による評価)→一次評価(プログラム内の評価)→二次評価(プログラム外の評価)
(★添付スケジュール表を参照下さい
A-53病歴要約の評価者は誰ですか?
 J-OSLER呼吸器の病歴要約の評価者は下記のとおりです。
【病歴要約の個別評価】
担当指導医(異動前の症例について、過去の担当指導医に評価者を変更することは可能)が、専攻医から評価依頼を受ける毎に、逐次的に形成的指導・評価を行います。
【病歴要約の一次評価】
プログラム統括責任者が指名した病歴指導医が、呼吸器内科領域専門医認定・更新資格審査委員会での審査に提出する25例の病歴要約について、今一度形成的指導・評価を行います。
最終的にプログラム統括責任者も内容を確認し、一次評価を完了します。
【病歴要約の二次評価(審査)】
呼吸器内科領域専門医認定・更新資格審査委員会が指名した査読委員が、病歴要約の一次評価を経て提出された25例の病歴要約を審査します。不十分な場合には再提出になることがあります。
A-54一次評価の病歴指導医は、プログラム統括責任者が指名しますが、どなたを指名したらよいですか。
 病歴指導医は、プログラム内の呼吸器指導医から選択可能ですが、これまでの担当指導医、あるいは現在の担当指導医など当該専攻医にとって相応しい方から指名してください。
A-142登録したい症例が一次評価の選択画面に表示されません。
 病歴要約選択画面では、症例作成時に登録した疾患項目に沿って表示されます。
症例の項目にて、指導医の操作で承認取消および差戻しを行いましたら、専攻医が修正可能となります。
A-55病歴要約の評価期間は決まっていますか?
 各スケジュールは下記のとおりとなります。(★添付スケジュール表を参照下さい
【症例経験】
修了認定評価依頼まで(150件の登録・承認)
なお、病歴要約は、症例指導医が承認済の症例をもとに作成いただくこととなります。
病歴要約のもととなる症例25件の登録をお早目に完了していただけたらと存じます。
【病歴要約 個別評価】
病歴要約一次評価(プログラム内評価)依頼まで(25件の登録・承認)
【病歴要約 一次評価(プログラム内評価)期間】
3年次(4月1日~)11月30日まで
【病歴要約 二次評価(プログラム外評価)期間】
3年次(5月1日~)1月31日まで
【修了認定登録・依頼・認定期間】
3年次(1月1日~)3月31日まで

病歴要約の各期間内に、所定の評価を受けて、accept(承認)を受けている必要があります。
病歴要約一次評価(プログラム内評価)が完了次第、遅滞なく二次評価(プログラム外評価)を依頼します。
所定の期間を過ぎるとその年での評価・認定ができず、翌年以後に持ち越しとなりますので、ご注意ください。
A-56二次評価依頼後、修正は可能ですか。
 二次評価は25件まとめての評価依頼のため、個別での評価取消ができません。
修正するためには、25件の病歴要約のうち、査読委員の先生にてすでに評価済の内容までリセットされてしまいます。
再度、評価をし直していただくこととなるため、基本的に修正は受け付けておりません。
修正が発生しないよう、依頼前に十分に内容をご確認いただけたらと存じます。
A-57「修了要件症例数」の「最小経験数」ですが、同一疾患で複数症例を登録してもよいですか?例:ある疾患群(2つの疾患)で最小経験数は「2」の場合、同一疾患2例でも認められますか?
 修了要件症例数に関しまして、指定の範囲内で様々な症例を登録いただくことが望ましいですが、指定の範囲内での疾患の重複は許容されます。
A-58「外来症例」でも、病歴要約としての登録は可能ですか?
 病歴要約は原則、入院症例としています。外来症例による病歴要約は推奨していません。
ただし、呼吸器内科領域専門研修期間中に呼吸器内科領域専門研修に相応しい入院症例としての診療経験がない場合で、
  1. 2~3回の外来診療のみの診療経験の記載内容は病歴要約として認めないこと
  2. 入院症例と同様に、主訴、病歴、身体診察所見、主な検査所見、プロブレムリスト、診断過程、治療経過、管理、総合考察などを含めて、診療密度と質を担保できるような病歴要約であること
  3. その内容が担当指導医により呼吸器内科領域専門医レベルにあることを承認すること
上記1.~3.をすべて満たす場合には、外来症例による病歴要約の提出を3例まで認めます。
提出する3例は、全て異なる疾患・病態群での提出が必要)である必要があります。
なお、疑義を生じるような病歴要約は、日本呼吸器学会専門医認定・更新資格審査委員会による審査で「当該病歴要約の差替え reject 」 や 「不合格」 の要因となることに、特に注意します。
A-59ダウンロードしたPDFファイル(拡張子:pdf)が開けません。
 一部のOSでは、PDFファイルを開くためにAdobe Reader等のPDFビューアが必要になります。Adobe Readerは無償ですが、パソコンへのソフトウェア追加導入について制限を設けている施設様もありますので、パソコン管理者様へご相談ください。
A-60J-OSLERの登録画面でイタリック体を選択した後、PDF化を行うと、太字とイタリック体が正しく表示されません。
 J-OSLERにおいては、システムの制約上、病歴要約をPDF表示する際、以下の表示となります。
  • イタリック:点線囲み
  • 太字:実線囲み
A-61プログラム内での施設異動後、異動前の施設で承認された症例を使って病歴要約の新規登録や評価依頼はできますか。
 はい、できます。
評価者には、病歴要約が作成された時点の担当指導医が自動でセットされます。病歴要約の登録画面「評価者」の虫メガネマークをクリックすると、過去~現在の担当指導医が表示され選択しなおすことも可能です。
A-62呼吸器内科領域専門研修カリキュラムでは到達レベルがA~Cと分かれていますが、レベルCの疾患はレクチャー、セミナー等での間接的な経験で、J-OSLER-呼吸器に登録してもよいのでしょうか?
 呼吸器内科領域専門研修カリキュラムにある到達レベルに関係なく、J-OSLER-呼吸器に登録できるものは、主担当医として実際に受け持った症例のみとなります。
A-63呼吸器内科領域専門研修カリキュラムで到達レベルCとなっている疾患を受け持ちましたが、レベルAの疾患を経験しなくても、その疾患群を経験したものとしてよいのでしょうか。
 どのレベルの疾患を症例経験したとしても、その疾患が属する疾患群を経験したものと見なされます。
A-64「チェックリストへ進む」ボタンをクリックしても次の画面に進みません。
 入力エラーの可能性があります。画面にエラーメッセージが表示されていないか、ご確認ください。
A-65病歴要約が「一次評価 作成中」になってしまいました。どうすればよいでしょうか。
 J-OSLER-呼吸器では、病歴要約を以下のフェーズ分けで管理しています。
  • 個別評価フェーズ
  • 一次評価フェーズ
  • 二次評価フェーズ
3年目以降、専攻医は、「個別評価 承認」の病歴要約を修正し、「一次評価フェーズ」用の病歴要約として、あらためて指導医に評価依頼します。
3年目までの間でも、専攻医が 「個別評価 承認済」の病歴要約を「修正」すると、「一次評価フェーズ」用の病歴要約が作成され、一時保存で「作成中」の状態になります。
修正点等がある場合は、「一次評価フェーズ 作成中」の病歴要約に対して更新して一時保存いただくことが可能です。ただし、3年目(一次評価フェーズ )になるまで指導医への回付はできません。
このままの状態で3年目を迎えていただいて問題ございませんが、もし、3年目になる前に再度評価を受けたい場合は、以下の操作をお願いいたします。
  1. 専攻医の先生の操作において「一次評価 作成中」の病歴要約の「削除」ボタンをクリックしてください。
    病歴要約のステータスが「個別評価 承認」ステータスに戻ります。
    ただし、「一次評価 作成中」 に対する更新内容も消失いたしますので、
    別途テキストファイル等に内容をコピーいただきますようお願いいたします。
  2. 評価者の操作において「承認取消」をした後「差戻し」をしてください。
    専攻医の先生が修正・再評価依頼できる状態となります。
    修正内容を反映し、再度評価依頼をお願いいたします。
A-66病歴要約(個別評価)の評価者を変更したいです。
 原則は、現在の担当指導医が評価者となるため、デフォルトでセットされております。
「所属施設」「担当指導医」に変更がある場合は、まずは、申請タブより、変更申請をお願いいたします。
ただし、異動前の症例について、異動前の当時の担当指導医に評価依頼したい場合、担当指導医の履歴のある指導医の方であれば変更が可能です。病歴要約登録画面にある「評価者」の虫メガネマークをクリックすると、過去~現在の担当指導医が表示され選択しなおすことが可能です。
A-67病歴要約を一次評価に提出しようとしたところ、フェーズ状態に「個別評価 承認」「一次評価(病歴指導医評価)作成中」「一次評価(病歴指導医評価)作成済」の病歴要約がありました。違いがわかりません。
 それぞれのフェーズ状態は以下を示しています。
個別評価 承認:病歴要約を作成後、担当指導医に承認された状態です。
一次評価(病歴指導医評価) 作成中:「病歴要約 承認」の状態に対し、修正を加え一時保存した状態です。
一次評価(病歴指導医評価) 作成済:「病歴要約 承認」「一次評価(病歴指導医評価) 作成中」の状態に対し、修正を完了した状態です。
いずれの状態でも一次評価提出画面にセットできますが、フェーズ状態が「一次評価(病歴指導医評価)作成中」となっている場合、「作成済」にするまでは評価依頼が出来ません。
対象の病歴要約の「修正」をクリックし、修正された内容がきちんと反映されているかを確認の上、右下にある「確認画面へ進む」→「修正を完了する」へと進めて病歴要約を「作成済」にして下さい。作業が完了しましたら、一次評価の申請が可能な状態になります。
A-143一次評価を依頼しましたが、症例を変更したいです。
 指導医が評価を行っていない場合、指導医の操作で「Reject(要差し替え)」を行ってください。
すでに「承認」あるいは「Revision(要修正)」を行った場合、指導医の操作で差し替えとすることが出来ません。
事務局にて対応いたしますので、差し替えたい症例の①病歴要約番号、②症例番号を記載のうえ、メールにてご連絡ください。
なお、不適切な症例や誤った項目のある症例につきましては、指導医の評価にて、一度目の操作で「Reject(要差し替え)」としていただくようお願い申し上げます。
A-68サイドメニュー「病歴要約(一次評価)」や「病歴要約(二次評価)」から提出した病歴要約25件の一覧を表示すると、管理情報にある「専攻医の所属施設名」が過去の施設になっています。
 所属施設名には、作成した時点の所属施設がセットされてしまい、画面操作では変更できない情報となっております。
病歴要約の評価や修了認定には影響のある項目ではございませんので、そのままの状態としていただきますようお願い申し上げます。

必須技術

A-69「必須技術」はどのように登録したらよいですか?
 システム上では、症例登録と同じ画面からのご登録をお願いいたします。
サイドメニュー「症例」-「新規登録」より登録となります。
症例情報の入力の際、【領域】の選択を【必須技術 登録】としていただくことでご登録いただけます。
必須技術(登録方法)
A-70「症例」と「必須技術」は同じ症例を使用してもよいですか?
 必須技術と症例経験とでは、自ずと記載内容が異なりますので、同一症例を登録することはあり得ます。
注意事項:同一症例であっても、必須技術と症例経験の登録内容が同一になることは想定されていません。
【必須技術】
プロブレムリスト:その手技を行うにあたってのプロブレムリストを記載します。
症例の概要:臨床経過に加えて、その手技の目的、所見、結果などを含めて、経験した手技を適切に振り返ることができるように記載します。
自己省察:その手技に関わる、できたこと、できなかったこと、気づき、何を学ぶ必要があるか、指導医とのdiscussion内容などを記載します。
【症例経験】(内科専門研修と同様)
プロブレムリスト:主な医学的プロブレムだけでなく、必要に応じて、適切に、社会的プロブレムも記載します。
症例の概略:診療経験を概略化、summarizeを行うことで、経験症例を適切に振り返ることができるように記載します。
自己省察:医学的な事項についての省察はもちろんのこと、患者・家族に寄り添った、社会的、全人的な事項についての省察を記載します。こうした自己省察は、全人的医療を実践する能力と自ら学習と研鑽を積む能力の礎となります。
A-71同一患者で複数回施行した場合は、その都度、登録してもよいですか?
 必須技術の最小経験数は、第一術者として経験した症例数になります。
同一症例での同一病態(病名)に対して、繰り返した同一の必須技術を複数回登録することは多重登録となりますので、呼吸器内科領域専門研修の証として不適切です。
A-72「必須技術」は外来の登録件数の上限はありますか?
 必須技術に関しては、特に外来症例数の上限は設けておりません。
A-73「必須技術」の必要経験を登録する際にも、症例の概略(500文字)や自己省察(300文字)の記載は必須ですか?
 プロブレムリスト:その手技を行うにあたってのプロブレムリストを記載します。
症例の概要:臨床経過に加えて、その手技の目的、所見、結果などを含めて、経験した手技を適切に振り返ることができるように記載します。
自己省察:その手技に関わる、できたこと、できなかったこと、気づき、何を学ぶ必要があるか、指導医とのdiscussion内容などを記載します。

技術・技能評価

A-74技術・技能評価の登録は必須ですか?
 呼吸器内科領域専門研修では必須とはしていませんが、可能な限り登録することを推奨します。
A-75技術・技能評価の登録から完了までの流れを教えてください。
 流れは下記のとおりです。
【専攻医による登録方法】
サイドメニュー[技術技能評価]-[新規登録]よりご登録ください。
開くと、[症例経験 登録][必須技術 登録][技術・技能 評価]の3つのタブがございます。
一番右の[技術・技能 評価]を開き、登録をお願いいたします。
なお、[症例経験 登録][必須技術 登録]の2つは、サイドメニュー[症例]-[新規登録]から登録いただく項目です。「J-OSLER呼吸器」は内科版をベースとしており、システムの仕様上、表示されてしまいますが[技術技能評価]の画面においては登録できません。
技術技能評価(登録方法)
【担当指導医による評価方法】
サイドメニュー[技術・技能評価]-[検索・参照・評価]-[評価]より評価して完了となります。
担当指導医が、技術・技能評価を確定すると、専攻医の所属施設の研修委員会委員長にも通知が届きます。
研修委員会委員長の方におかれましては、入力結果をご確認いただき、今後の研修にお役立ていただければと存じます。(研修委員会委員長による評価はございません。)
技術技能評価(担当指導医による評価方法)
A-76評価者を変更したいです。
 技術・技能評価の評価者は、専攻医が新規登録を押した時点の担当指導医が設定されます。変更したい場合には、技術・技能評価の登録を削除し、現在の担当指導医を確認(変更する場合は変更)してから、技術・技能評価を新規登録してください。
すでに担当指導医へ評価依頼済の場合は、専攻医画面では削除ができません。
担当指導医にて「依頼取消」をしていただき、専攻医画面で削除してください。
A-77技術・技能評価の登録期間はいつですか?
 半期ごと(上期:4月~9月、下期:10月~3月)にご登録いただくことが可能です。遡及での登録はできません。

研修評価

A-78研修評価の登録期間はいつですか?
 研修評価は、「専攻医評価」「多職種評価」「指導医評価」「プログラム評価」の4種類の評価があります。
専攻医評価、多職種評価、指導医評価は、半期ごと(上期:毎年7月~9月末、下期:毎年1月~3月末)に登録が可能です。
プログラム評価は1年に1回だけ(毎年1月~3月)登録が可能です。
いずれも遡及での登録はできません。
A-79研修評価は、どこの施設で、どのようなタイミングで登録すればよいのでしょうか?
 半期ごとの研修評価については「●月時点の施設で必ず入力する」や「連携施設ではなく基幹施設で登録したほうがよい」というルールはございません。
半期ごとの研修評価は期間中(上期:7月~9月、下期:1月~3月)しか登録できませんので、評価期間中の施設・担当指導医に依頼をお願いします。
しかしながら、4月~8月はA施設/9月のみがB施設というように、当該半期においては明らかにA施設での研修が長い状態であれば、A施設の担当指導医にご評価いただくほうがより適切です。

専攻医評価

A-80専攻医評価は必須ですか?
 呼吸器専門研修では必須とはしていませんが、可能な限り登録することを推奨します。
A-81専攻医・指導医どちらが登録するのですか?登録から完了までの流れを教えてください。
 専攻医がサイドメニュー[研修評価]-[自己評価]より自己評価をおこなったあと、担当指導医がサイドメニュー[研修評価]-[専攻医評価]より専攻医を評価します。(専攻医の自己評価内容は担当指導医画面には表示されません)
なお、担当指導医にて専攻医評価を確定するためには、まずは多職種評価の登録が必要となります。
担当指導医が、専攻医評価を確定すると、専攻医の所属施設の研修委員会委員長にも通知が届きます。
研修委員会委員長の方におかれましては、入力結果をご確認いただき、今後の研修にお役立ていただければと存じます。(研修委員会委員長による評価はございません。)
A-82評価者を変更したいです。
 専攻医が自己評価を「新規作成」した時点の担当指導医が自動でセットされます。
担当指導医の変更漏れ等があり正しくない担当指導医がセットされてしまった場合は、下記手順にてご対応をお願いいたします。
  1. 申請タブ⇒担当指導医の変更申請
  2. 自己評価を削除
  3. 自己評価を再作成
A-83評価期間はどのような設定ですか?
 上期:7月~9月、下期:1月~3月となっております。遡及での登録はできません。

多職種評価

A-84多職種評価は、呼吸器内科領域専門研修でもおこなうのですか?
 多職種評価は、基本領域専門研修で実施します。 呼吸器内科領域専門研修では必須とはしていませんが、可能な限り登録することを推奨します。 ただし、専攻医評価を登録する場合には多職種評価が必要です。(多職種評価がないと専攻医評価の登録ができません)
※専攻医による自己評価は可能ですが、その後の担当指導医による専攻医評価を確定する際に、多職種評価の登録を求められます。
A-85専攻医・指導医どちらが登録するのですか?
 担当指導医がサイドメニュー[研修評価]-[多職種評価]より、評価をおこないます。
A-86多職種評価を登録したいのですが、受け持ち専攻医が選択肢に表示されません。
 担当指導医の多職種評価のユーザー選択画面においては、担当指導医ご自身の所属施設にいらっしゃる専攻医がデフォルト表示されます。 多職種評価の「新規登録」ボタンから入って頂き、専攻医を選択する画面において、検索条件の「所属施設名」をブランクにし、お名前をカタカナ等で再検索いただきますと、他施設の専攻医でも表示され、登録が可能となります。
A-87評価期間はどのような設定ですか?
 上期:7月~9月、下期:1月~3月となっております。遡及での登録はできません。
A-141 特別連携施設での多職種評価について、どのように実施すればよいですか?
特別連携施設での多職種評価については、以下の基本に準じて、可能な範囲で実施いただき、基幹施設の担当指導医が登録をお願いします。
  • 評価者:特別連携施設で専攻医が日常的にかかわっているスタッフ2名以上でお願いします。
  • 評価依頼者:基幹施設担当指導医が基本です(統括責任者でも可)。
  • 評価内容回収方法:評価依頼者・評価者間で利便性のある方法(電子媒体のメールや紙媒体の郵送など:FAX は様々な観点からはお勧めしません)
  • 評価依頼や回収の仲介に専攻医が携わることは、評価依頼者の指示があれば、許容されます。

指導医評価

A-88指導医評価は必須ですか?
 呼吸器専門研修では必須とはしていませんが、可能な限り登録することを推奨します。
A-89専攻医・指導医どちらが登録するのですか?登録から完了までの流れを教えてください。
 専攻医がサイドメニュー[研修評価]-[指導医評価]より、担当指導医と症例指導医を評価します。
専攻医が指導医評価を「新規作成」した時点の担当指導医が『担当指導医』に自動でセットされます。
また、当該半期に症例を承認した指導医が『症例指導医』としてリストアップされ、評価対象となります。
専攻医の登録確定をもって完了となります。
A-90評価期間はどのような設定ですか?
 上期:7月~9月、下期:1月~3月となっております。遡及での登録はできません。
A-91指導医評価を修正したいです。
 専攻医の操作で指導医評価を「評価取消」をしてください。指導医評価が修正可能な状態になります。
担当指導医を変更せずに指導医評価を登録してしまった場合は、担当指導医登録申請の手続き完了後、専攻医の操作で指導医評価を「評価取消」し「削除」してください。削除後、再作成していただくと、新しい担当指導医がセットされます。

プログラム評価

A-92プログラム評価は必須ですか?
 呼吸器専門研修では必須とはしていませんが、可能な限り登録することを推奨します。
A-93専攻医・指導医どちらが登録するのですか?登録から完了までの流れを教えてください。
 専攻医がサイドメニュー[研修評価]-[プログラム評価]より、「現在の所属プログラム」について評価を登録します。専攻医の登録確定をもって完了となります。
A-94評価期間はどのような設定ですか?
 下期:1月~3月となっております。(年1回の評価です。)遡及での登録はできません。

修了認定

修了認定(登録方法)、修了認定(評価方法)、研修歴の入力例はこちらのページをご参照下さい。

A-95修了認定の評価期間は決まっていますか?
 各評価期間は下記のとおりです。(★添付スケジュール表を参照下さい
【症例経験】
修了認定評価依頼まで(150件の登録・承認)
なお、病歴要約は、症例指導医が承認済の症例をもとに作成いただくこととなります。
病歴要約のもととなる症例25件の登録をお早目に完了していただけたらと存じます。
【病歴要約 個別評価】
病歴要約一次評価(プログラム内評価)依頼まで(25件の登録・承認)
【病歴要約 一次評価(プログラム内評価)期間】
3年次(4月1日~)11月30日まで
【病歴要約 二次評価(プログラム外評価)期間】
3年次(5月1日~)1月31日まで
【修了認定登録・依頼・認定期間】
3年次(1月1日)~3月31日まで

病歴要約の各期間内に、所定の評価を受けて、accept(承認)を受けている必要があります。
病歴要約一次評価(プログラム内評価)が完了次第、遅滞なく二次評価(プログラム外評価)を依頼します。
所定の期間を過ぎるとその年での評価・認定ができず、翌年以後に持ち越しとなりますので、ご注意ください。
A-96修了判定承認日にはどの日付を入力すればよいですか?
 修了判定承認日は、修了年度の3月31日以前で且つ修了判定を行なったプログラム管理委員会が開催された以後の日付を入力してください。
A-97学会参加や学会発表の実績はいつから登録できるのですか。
 修了認定メニューにおいて、専攻医はいつでも登録(一時保存)できます。修了認定依頼は3年目以降の1月~3月にのみ可能です。専攻医が修了認定を依頼した後、プログラム統括責任者が3年目以降の 1 月~ 3 月に承認することで、専攻医は翌年度の呼吸器内科領域専門医試験の受験資格を得ます。
A-98学会参加における呼吸器関連学会の学術講演会・講習会はどこが対象ですか?
 日本呼吸器学会「臨床呼吸機能講習会」の参加1回は必須となります。
年2回の学会参加が望ましいため、参加された場合はご登録をお願いいたします。
呼吸器学会の学術講演会や地方会が望ましいですが、日本医学会分科会やその他関連学会の学術講演会や地方会のものも認めます。
呼吸器に関連する内容で、呼吸器内科領域専門研修専攻医として相応しい内容であることが重要となります。
A-99学会、講習会等の参加を証明する参加証が発行されなかったり、参加証を紛失してしまったりした場合、どのように参加を証明すればよいでしょうか。
 参加日については、必ずお調べ頂きますようお願いいたします。
参加証(あるいはコピー)がない場合、当日の配布資料、参加者の出席簿、当日の議事録、主催者による別途発行の証明書等(いずれもコピー可)で代替可能でございます。
A-100業績(発表・論文)は、過去何年前のものまで対象となりますか?
 整備基準に「呼吸器内科領域専門研修期間内のものを原則とする。」と記載しております。 【内科・呼吸器の連動研修を実施した場合】
呼吸器内科領域専門研修期間中(内科・呼吸器の連動研修を実施した場合は、連動研修期間中)の業績を基本とします。
ただし、現時点では連動研修開始日を特定しておらず、連動研修開始日以降に連動研修期間外が含まれる場合においては、その期間のものでも許容されます。
A-101業績(発表・論文)における呼吸器関連学会とはどこが対象ですか?
 発表については、呼吸器学会の学術講演会や地方会が望ましいですが、その他関連学会(別表参照)の学術講演会や地方会のものも認めます。メーカー主催・共催の研究会などでの発表は認められません。
論文については、原則として、peer reviewを受けた原著が望ましいです。和文誌の場合、医学中央雑誌に登録されていることを原則としますが、peer reviewを受けた原著形式で記載されたものであれば医学中央雑誌に登録されておらずとも認める方針です。内容に疑義が生じたものについては別刷をご送付頂いて判定します。
呼吸器に関連する内容で、呼吸器内科領域専門研修専攻医として相応しい内容であることが重要となります。
A-102業績(発表・論文)は、内科専門研修で提出したものと重複してもよいですか?
 整備基準に「呼吸器内科領域専門研修期間内のものを原則とする。」と記載しております。よって、通常研修(内科専門研修終了後、呼吸器内科領域専門研修を開始)の場合、内科専門研修で提出した実績との重複は認められません。
【内科・呼吸器の連動研修を実施した場合】
呼吸器内科専門研修期間中(内科・呼吸器の連動研修を実施した場合は、連動研修期間中)の業績を基本とします。
ただし、現時点では連動研修開始日を特定しておらず、連動研修開始日以降に連動研修期間外が含まれる場合においては、その期間のものでも許容されます。
内科専門研修と呼吸器内科専門研修で、それぞれ異なる業績の提出が望ましいですが、重複でも許容されます。
A-103研修開始日に誤りがありました。
 事務局にて修正をいたしますので、ヘルプデスクあてにご連絡をお願いいたします。
修正については、あらかじめプログラム統括責任者にご了承を得ていただき、プログラム統括責任者が了承した「研修開始日」をご連絡ください。
A-104施設異動をした際に、転出転入申請が漏れていた時期があります。研修歴にはどのように入力すればよいですか。
 所属施設の履歴が直接研修歴に反映されるわけではありません。
修了認定画面の研修歴には実際の研修期間を入力してください。
A-105基幹施設での研修が1年に満たない場合、修了認定はどうなりますか?
 呼吸器内科領域専門研修では、呼吸器内科領域専門研修制度(施設群)の基幹施設で1年以上の研修が必要です。呼吸器内科領域専門研修は、最短で3年目1月~3月の修了認定の際、整備基準に記載の要件を満たしている必要がございますので、基幹施設の研修を満たしてから4年目以降の1月~3月に修了認定を受けていただくこととなります。専門医試験の受験は、修了認定を受けた翌年度が最短となります。
やむを得ない事情がある場合には、基幹施設プログラム統括責任者より事情をお知らせいただきましたら、専門医制度統括委員会にて審議することは可能です。
A-106単一施設でしか研修していない場合、修了認定はどうなりますか?
 呼吸器内科領域専門研修では、呼吸器内科領域専門研修制度(施設群)の基幹施設で1年以上かつ連携施設・特別連携施設で1年以上の研修が必要です。呼吸器領域専門研修は、最短で3年目1月~3月の修了認定の際、整備基準に記載の要件を満たしている必要がございます。
満たせない場合は、必要な研修期間を含めて修了要件を満たした年度の1月~3月に修了認定を受けていただくこととなります。専門医試験の受験は、修了認定を受けた翌年度が最短となります。やむを得ない事情がある場合には、基幹施設プログラム統括責任者より事情をお知らせいただきましたら、専門医制度統括委員会にて審議することは可能です。
A-1076か月を超えた休職や、研修の中断が発生した場合、修了認定はどのような取り扱いとなりますか?
 研修制度整備基準に従い、3年目の1~3月に修了認定を受けた方が、専門医試験を受けることができます。
この期間に修了認定を完了できなかった方については、次年度以降の1月~3月が修了認定評価依頼期間となります。
A-108非常勤勤務期間の算定について教えてください。
 整備基準(7.研修制度の運用要件-⑧ 非常勤医・研修期間について)をご参照いただき、基幹施設プログラム統括責任者の先生によくご相談ください。

施設異動

A-109所属施設を変更したいのですが、サイドメニュー「申請」に「転出・転入」が表示されません。
 ご利用開始まで、完了していない可能性がございます。
下記、専攻医の方のご利用開始までの流れ「8」まで到達しているかご確認ください。
1.専攻医:利用対象者であるかどうかの確認
2.専攻医:専攻医ユーザー登録希望のメールを送信
1. 2.の詳細は、下記ページよりご確認ください。
J-OSLER-呼吸器
3.事務局:必要事項を確認後、専攻医の方へ登録用のURLを送付
4.専攻医:登録用URLより、必要事項を入力し、申請
※ここで「所属プログラム」「所属施設」「研修開始日」等についても入力いただきます。
5.基幹施設プログラム統括責任者:専攻医ユーザー登録申請の承認
6.専攻医:担当指導医の選択
※原則、専攻医の方の「所属施設」の指導医から選択してください。
7.専攻医の所属施設の研修委員会委員長:担当指導医の選択の承認
8.専攻医:症例の登録など、ご利用開始いただけます
A-110所属施設を変更したいのですが、所属開始日は未来日しか選択できないのですか?
 はい。「異動日」に設定した日の夜間に所属が切り替わります。 異動日につきましては、過去日のご入力は頂けません。
異動日は未来日のみ入力が可能であるため、最短ですと申請日の翌日の日付となります。
前もって「転出・転入」の申請をお願いいたします。
後追いでのご登録など、異動後の変更の場合、実際の所属開始日≠J-OSLERの所属開始日となった場合も、そのままの状態としていただいております。
所属開始日につきましては、あくまでJ-OSLER上の管理情報であり、異動日が実態とずれたことにより、症例の登録等や修了認定等に影響が生じることはございません。
最終的に研修歴については、修了認定画面で手入力いただきます。
A-111プログラム内で施設を異動します。J-OSLER-呼吸器ではなにをすればよいですか。
 現在所属している呼吸器内科領域専門研修プログラムでの研修施設異動が決まりましたら、サイドメニュー「申請」-「転出・転入」より、所属施設の変更を申請してください。「異動日」に設定した日の夜間に所属が切り替わります。異動日につきましては、過去日のご入力は頂けません。異動日は未来日のみ入力が可能であるため、最短ですと申請日の翌日の日付となります。前もって「転出・転入」の申請をお願いいたします。
「異動日」の翌日の朝以降、サイドメニュー「申請」-「担当指導医変更」より、担当指導医の変更を申請してください。研修委員会委員長の承認により担当指導医登録の手続き完了です。
A-112プログラム外の施設の異動も、プログラム内の施設の異動と同様、システム内で申請してよいですか?
 現在所属している呼吸器内科領域専門研修プログラムの研修施設にて呼吸器内科領域専門研修を満たしていただくことが原則です。
他の呼吸器内科領域専門研修プログラムへの異動については、転出元・転出先の基幹施設プログラム統括責任者により事情の説明をいただき、呼吸器内科領域専門医検討委員会などにて承認された場合に限り、システム内での申請を認めます。

指導医の役割

A-113J-OSLER-呼吸器上の「症例指導医」の役割を教えてください。
 専攻医が受け持った症例を指導・評価する呼吸器指導医です。
J-OSLER-呼吸器上では、専攻医へ症例以外の評価(病歴要約、技術・技能など)を直接行うことはありません。症例指導医に関しては、特に専攻医何名までという数の制限はありません。
※担当指導医・症例指導医・病歴指導医は兼ねることも可能です。
A-114J-OSLER-呼吸器上の「担当指導医」の役割を教えてください。
 専攻医の病歴要約の作成指導、技術・技能評価の評価、各種相談や総合的な指導・評価を行う呼吸器指導医です。
担当指導医1名につき、専攻医を同時に最大3名まで受け持つことが可能です。
担当指導医は専攻医が所属して研修を行う施設に在籍する指導医であることが原則です。 ただし、特別連携施設(指導医のいない施設での研修)を除きます。特別連携施設の場合は、原則、基幹施設の指導医が担当指導医となります。
担当指導医に変更がある場合は、専攻医がJ-OSLER-呼吸器にて「担当指導医変更」申請手続きを通して行います。(変更にあたっては専攻医が所属する施設の研修委員会委員長の決裁が必要です。)
※担当指導医・症例指導医・病歴指導医は兼ねることも可能です。
A-115J-OSLER-呼吸器上の「病歴指導医」の役割を教えてください。
 「病歴要約(一次評価)」において、プログラム統括責任者から病歴要約の一次評価を実施するよう指名された呼吸器指導医です。制度上の役割については、整備基準をご参照ください。
※担当指導医・症例指導医・病歴指導医は兼ねることも可能です。
A-116J-OSLER-呼吸器上の「研修委員会委員長」の役割を教えてください。
 担当指導医の承認などを行います。
※研修委員会委員長・プログラム統括責任者は兼ねることも可能です。
A-117J-OSLER-呼吸器上の「プログラム統括責任者」の役割を教えてください。
 専攻医のユーザー登録申請の承認、プログラムの転出,転入の承認、病歴要約の指導医選択、病歴要約の決裁、呼吸器内科領域専門研修プログラムの修了認定などを行います。制度上の役割については、整備基準(8.呼吸器専門研修を支える体制-⑤ 呼吸器内科領域専門研修統括責任者の基準,および役割と権限)をご参照ください。
※研修委員会委員長・プログラム統括責任者は兼ねることも可能です。
A-118J-OSLER-呼吸器上の「施設代表者」の役割を教えてください。
 指導医の転出・転入申請を承認する役割がございます。
なお、施設代表については、施設情報メニューから変更することが可能です。

担当指導医変更

A-119担当指導医の変更方法を教えてください。
 サイドメニュー「申請」-「担当指導医変更」よりご申請をお願いいたします。

役職変更

A-120プログラム統括責任者の変更方法を教えてください。
 手順の詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
プログラム統括責任者の変更方法
A-121研修委員会委員長の変更方法を教えてください。
 プログラム統括責任者の方であれば、システム内で変更可能です。
下記変更をおこなう場合は、ご本人にもお知らせいただいたうえで変更をお願い致します。
  1. プログラム統括責任者がJ-OSLER‐呼吸器にログイン
  2. サイドメニュー[プログラム]-[参照・更新]をクリック
  3. 右下[更新]をクリック
  4. 編集したい研修委員会委員長の横にある虫眼鏡マークより、変更したい方を選択しなおす
    ※基幹施設の研修委員会委員長は、プログラム内の特別連携施設の研修委員会委員長を兼任しています。
    特別連携施設は原則、呼吸器指導医が不在の施設であり、基幹施設の呼吸器指導医が責任者となります。
    基幹施設の研修委員会委員長を変更する場合、プログラム内の特別連携施設の研修委員会委員長もすべて同じ方に変更してください。
  5. 右下[次へすすむ]⇒確認画面で内容を確認し、[確定]で完了となります。
手順の詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
研修委員会委員長の変更方法

画面の表示など

A-122J-OSLER-呼吸器のWebページが開けません。
 【インターネットが参照できるかご確認ください】
インターネット上の他のWebページが参照できることをご確認ください。J-OSLERのみ参照できない場合、下記の原因が考えられます。
【施設でWeb閲覧制限が掛かっている場合】
J-OSLERのアドレスは日本呼吸器学会とは別の名前のためWeb閲覧制限によりアクセスが制限されている可能性があります。管理者様にアクセス制限が無いかご確認ください。
【入力したアドレスが http:// で始まっている場合】
J-OSLER-呼吸器のWebページはセキュリティ向上のためにhttps://で始まります。今一度、Webブラウザのアドレス欄をご確認ください。
A-123J-OSLER-呼吸器のWebページが正しく表示されません。
 【利用環境の確認】
クライアントPCの推奨環境は、内科版J-OSLERと同様のため、下記ご参照ください。
https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/caution/#secG システム:Windows7/8.1/10及びMacOSX10.8/10.9/10.10
Webブラウザ:InternetExplorer11/Google Chrome Ver54/Firefox Ver49/Safari6/7/8
お使いのパソコンのOS/Webブラウザをご確認いただき、上記以外の環境からご利用の場合、まず推奨環境からの接続をお試しください。
【動作確認環境であっても正しく表示されない場合】
J-OSLER-呼吸器は、JavaScript/Cookie/ポップアップ表示を利用しています。これらは、OSやWebブラウザが初期設定であれば有効になっています。端末管理上、あるいはウイルス対策ソフトウェアの影響でこれらの動作が制限される場合もあります。もし正常に表示・動作しない場合は、これらの機能が制限されていないか、パソコン管理者にご確認ください。
A-124J-OSLER-呼吸器で画面操作をしていると、すぐにタイムアウトでログアウトしてしまいます。
 お使いのOSやブラウザが、J-OSLER-呼吸器の推奨環境ではない可能性がございます。
推奨環境については、内科版J-OSLERと同様のため、下記ご参照ください。
https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/caution/#secG なお、Microsoft Edgeのご利用の場合に、同様の事象が起こるとの問い合わせを多くいただいております。Microsoft EdgeはJ-OSLER-呼吸器の推奨環境ではございませんので、もしご利用の場合は別のブラウザ(IE, Chrome, FireFoxなど)でのご利用をお願いいたします。
A-125J-OSLER-呼吸器のWebページが完全に表示されず入力欄やボタン類などが隠れています。
 【パソコン画面解像度の確認】
J-OSLER-呼吸器を快適にご利用頂くためには、SXGA(横1280ドット×縦1024ドット)以上が必要です。Webブラウザ画面右端のスクロールバーで上下させる事で、隠れた入力欄やボタン類を表示させ操作することが可能です。
A-126ブラウザの戻るボタンが使えません。
 J-OSLER-呼吸器ではブラウザの戻るボタンを無効にしています。J-OSLERの画面にある戻るボタンをご利用ください。
A-127ログイン後、長時間操作せずにいたところ、セッションタイムアウトが表示され、J-OSLERの操作を継続できなくなりました。
 1時間なにも操作せずにいると、セッションタイムアウトになります。
セッションタイムアウト時に一時保存していないデータは破棄されます。
データ入力中は、こまめに一時保存をお願いいたします。
また、セッションタイムアウト後に追加したデータは保存されません。
A-128入力して「一時保存」ボタンをクリックした後も、サイドメニューをクリックすると「入力内容が保存されません」というアラートが表示されます。
 「一時保存」ボタンをクリックした時点のデータは保存されていますのでご安心ください。
一時保存をしてからの差分が保存されないという意味です。アラートメッセージ自体は常時表示される仕組みになっています。
A-129ボタンが効きません。
 疾患項目選択画面など、メイン画面とは別にサブ画面が開いている可能性があります。起動中のブラウザをご確認ください。

呼吸器専門医 新規申請

A-130新制度では、専門医新規申請の際の審査はどうなるのでしょうか
 整備基準に記載の要件を満たす見込みの年度の1月~3月に、基幹施設の呼吸器内科領域専門研修プログラム(施設群)管理委員会にて呼吸器内科領域専門研修の修了認定を受けた後、指定された期間に呼吸器内科専門医の申請を行うことができます。
  • 病歴要約
    内科専門研修と同様に、プログラム内で個別評価と一次評価を行い、呼吸器内科領域専門研修3年目(修了見込み年度)の設定された期間内に呼吸器専門指導医とプログラム統括責任者の承認を受ける必要があります。その後、呼吸器内科領域専門研修3年目(修了見込み年度)の設定された期間内に、プログラム外の二次評価で全25病歴要約の承認を受ける必要があります。
  • 業績(発表・論文)、症例経験、必須技術などの修了要件については、呼吸器内科専門医の申請後に、呼吸器内科領域専門医認定・更新資格審査委員会による申請内容とJ-OSLER-呼吸器に登録された内容の検証と承認を経て、呼吸器内科専門医試験に合格した後に、日本専門医機構認定呼吸器内科専門医資格を取得できます。
いずれの場合も、プログラム外の審査(病歴要約は専門研修3年目の設定期間での審査、修了要件については専門医試験申請時の呼吸器内科領域専門医認定・更新資格審査委員会による審査)を行います。不適切な場合には申請内容の修正などをお願いすることがあります。極めて不適切な場合には、修了認定自体を見直し、取り消すこともあり得ますので、ご注意ください。
A-131J-OSLER-呼吸器で修了認定が完了していませんが、見込みでも専門医新規申請できますか?
 呼吸器内科領域専門研修は、最短で3年目1月~3月に基幹施設の呼吸器内科領域専門研修プログラム(施設群)管理委員会にて呼吸器内科領域専門研修の修了認定を受けた後、指定された期間に呼吸器内科専門医の申請を行うことができます。
修了見込みでの専門医申請制度はありませんので、整備基準に記載の要件を満たす見込みの年度の1月~3月に適切に修了認定を受けてください。
呼吸器内科領域専門医認定・更新資格審査委員会による申請内容とJ-OSLER-呼吸器に登録された内容の検証と承認を経て、呼吸器内科専門医試験に合格した後に、日本専門医機構認定呼吸器内科専門医資格を取得できます。
なお、同じ年に内科専門医試験と呼吸器内科専門医試験を受験する場合には、内科専門医試験に合格していることが、呼吸器内科専門医試験の受験資格であることにご注意ください。

その他

A-132専攻医が日本呼吸器学会の会員でなくても、J-OSLER-呼吸器を利用できますか。
 はい。日本呼吸器学会の会員/非会員に区別なく、ご利用可能です。
但し、非会員の場合は別途有料となります。詳細は、下記ページをご確認ください。
J-OSLER-呼吸器
A-133メールアドレスを持っていないのですが、J-OSLER-呼吸器の利用登録はできますか。
 できません。J-OSLER-呼吸器の利用登録には、個人のメールアドレスが必須となっております。メールアドレスをお持ちでない方は、お手数ですがメールアドレスの取得をお願いします。なお、携帯電話のメールアドレスはご利用になれませんのでご注意ください。
A-134J-OSLER-呼吸器からのメールが届きません。
 メールソフトの迷惑メールフィルター機能により、J-OSLER-呼吸器からの通知メールが迷惑メール扱いとなっている、もしくはメールソフトの[迷惑メール]フォルダや[ごみ箱]に振り分けられる可能性があります。
「@j-osler-jrs.jp」ドメインからのメールを受信できるよう、設定の見直しをお願いいたします。
A-135J-OSLER-呼吸器の接続先URLが、「@jrs.or.jp」ではないのですが、間違いないでしょうか。
 J-OSLER-呼吸器では専用ドメインを取得しており、「@j-osler-jrs.jp」となっております。ご了承の上、安心してご利用ください。
A-136J-OSLER-呼吸器で手続きしたら「@jrs.or.jp」ではないメールアドレスからメールが来ましたが、間違いないでしょうか。
 J-OSLER-呼吸器では専用ドメインを取得しており、「@j-osler-jrs.jp」となっております。そのため、J-OSLER-呼吸器から発信されるメールアドレスは、「***@j-osler-jrs.jp」となっております。ご了承の上、安心してご利用ください。
A-137J-OSLER-呼吸器から送信されたメールに対して返信はできますか。
 いいえ、できません。J-OSLER-呼吸器から発信しているメールアドレスは発信専用となっております。返信されても、事務局ではメールを確認することはできませんので、返信はしないようお願いいたします。
A-138マニュアルはありますか?
 申し訳ございませんが、現時点では、マニュアルの準備がございません。
主な操作方法は、内科版と同様のため、そちらをご参照いただけたらと存じます。
ログイン後、画面の右上にマニュアルのリンクが常時表示されています。
なお、内科版との主な違いとして、症例や病歴要約の内科版からのデータ移行については、下記スライドをご参照ください。 SR4-2. J-OSLER呼吸器に記録する呼吸器専門研修実績
西川 正憲(藤沢市民病院呼吸器内科)
A-139指導医ユーザーとして登録されていますが、専攻医の操作マニュアルを参照したいです。
 指導医用の操作マニュアルの末尾に専攻医用の操作マニュアルを添付していますので、ご参照ください。(現時点では、内科版のマニュアルをご参照いただいております。)
A-140メールアドレスを変更したいです。
 下記手順にて変更をお願い致します。 サイドメニュー[ユーザー情報]-[参照・更新]をクリック
右下の[更新]をクリック
メールアドレスを修正したら[次へ進む]をクリック
確認画面で内容を確認したら[確定]をクリック ※「J-OSLER-呼吸器」と「日本呼吸器学会の会員情報」は連動しておりません。
お手数ですが、メールアドレスや所属施設が変更となった場合は、それぞれご修正いただきますようお願いいたします。

日本呼吸器学会マイページ(会員専用)は、こちら