学会について
理事長就任挨拶

2026年4月より一般社団法人日本呼吸器学会の理事長を拝命いたしました徳島大学の西岡安彦と申します。
日本呼吸器学会は、1961年に日本胸部疾患学会として発足し、1997年に日本呼吸器学会へ呼称変更して65年目を迎える歴史ある学会です。会員数も年々増加し、2026年には会員数13,703人を抱える大きな学会となっています。この度、第24代の理事長として日本呼吸器学会の運営を担うにあたり、その重責に身が引き締まる思いです。
日本呼吸器学会は2019年にミッション、ビジョンを定め、学会の果たすべき役割を明確にし活動を行っています。
ミッション
「私たちは、呼吸器学の先進的で独創的な研究の推進と知識の普及、社会との連携を通して呼吸器関連医療の向上と、学術・文化の発展、健康と福祉の増進に寄与します。」
ビジョン
「私たちは、肺の病気の予防と、肺の病気が治る世界を目指します。」
このミッション・ビジョンの下、以下の7つの行動目標を定めています。
- コアバリュー:患者さんを中心とした安全で質の高い医療を提供する。
- 科学・研究:先進的で独創的な研究を推進する。
- 教育:知識の普及と次世代の育成を推進する。
- チーム医療:チーム医療を推進し、すべての力を結集する。
- 社会連携:国内外の関連団体との連携を推進する。
- 行動規範:高い倫理性に基づき行動し、専門性の向上に努める。
- 学会運営:学会員と社会に開かれた、社会的責任を果たすことができる組織。
呼吸器疾患は非常に多様性に富む疾患群です。感染症としてのCOVID-19や肺炎、アレルギー疾患としての喘息、腫瘍性疾患としての肺がん、そして健康日本21で対策を講じるべき生活習慣病の一つであるCOPD、社会的インパクトの増す間質性肺炎など、いずれもそれぞれの領域で中心的位置付けにある疾患です。日本呼吸器学会ではこのような多彩で重要な疾患に対応するため、学術部会という各領域の専門部会を10部会設け幅広い活動を行っているのが大きな特徴ですが、さらに充実した活動の継続には、多くの医師・研究者・スタッフの力を必要としています。ぜひたくさんの若手医師、メディカルスタッフの方々が日本呼吸器学会の活動に共感し、ご参加いただくことを願っています。
日本呼吸器学会は、多くの若手医師が集い切磋琢磨できる学会、呼吸器学の発展に貢献し、学会活動を通して国民の健康増進を図り、社会に貢献できる学会を目指したいと考えています。
皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
西岡安彦(徳島大学大学院医歯薬学研究部 呼吸器・膠原病内科学分野)



