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Last Update:2016年5月6日

佐野安希子先生『呼吸器科は、女性医師が生涯を通して継続しやすい分野です。』

ご協力いただいた先生

佐野安希子先生(近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科)

内容

呼吸器科の専門性とは?

佐野:呼吸器科の特記すべき専門性としましては、肺は心臓と並ぶ重要な生命維持臓器であるということですので、呼吸管理を始めとする全身管理ができるようになるということが、まず第一の特徴と考えています。また、呼吸器疾患は、アレルギー、膠原病、感染症、喘息、COPD、間質性肺炎、肺癌など、とても多岐にわたっておりますので、幅広い分野にわたって勉強することができるということも、呼吸器科の専門性というふうに考えております。また、一人の患者さんが長く病気にかかられますので、その患者さんを生涯にわたって診療できるということも、呼吸器科の魅力のひとつというふうに、考えております。

呼吸器科医に女性が向いていると思う点は?

佐野:呼吸器科の、患者さんの特徴としまして、高齢者がとても多いということですので、ご高齢であると、いろんな合併疾患があったりですとか、むずかしい、背景を持っていらっしゃるということですので、チームとして医療にあたるということが、すごく大事というふうに思っておりまして、看護師さんであるとか、理学療法士さん、薬剤師さん、栄養士さんですね。あと、ソーシャルワーカーの方などとの、密接なコミュニケーションと連携がとても重要で、コミュニケーション能力の高い、女性にとても向いているのではないかと思うということと。細かい、配慮というのがとても大事になりますので、それも女性に向いているのではないかなというふうに、考えております。

呼吸器科の女性医師とライフスタイルについては?

佐野:呼吸器科というところは、女性医師が自分のライフスタイルに合った領域を選択することができて、生涯を通して継続できやすい分野というふうに思っております。その理由としましては、急性呼吸不全、重症肺炎、ARDSなどの病態もありますし、COPDやシンキュウ性肺結核など、慢性呼吸不全の管理も、できるような、慢性期の病態もありますので、自分の興味や時間に合わせて選択することができるというふうに考えています。

女性の医学生と初期研修医のみなさまに、メッセージをお願いします。

佐野:呼吸器科というところは、患者さんの全体の状況を長期に継続して診ることができる科で、とてもやりがいのある科だと思っています。呼吸器をぜひ一緒にやりましょう。

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