Last Update:2018年12月13日

胸部腫瘍に関するQ&A

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(全体的なことについての相談)

Q1.肺癌など呼吸器系の癌(肺癌、胸膜中皮腫、胸腺癌、縦隔腫瘍など)のことについて相談したいのですが、どこに尋ねれば良いのでしょうか?

A1.2011年の東日本大震災の際には、日本呼吸器学会で呼吸器系の癌(がん)についての相談窓口を設けました。必要により再掲載される可能性がありますので、日本呼吸器学会のホームページを確認してください。
https://www.jrs.or.jp

(受け入れ医療機関について)

Q2.肺癌など呼吸器系の癌(肺癌、胸膜中皮腫、胸腺癌、縦隔腫瘍など)で薬による治療(外来または入院)を受けています。継続して治療を受けられる病院を探しています。

Q3.肺癌など呼吸器系の癌(肺癌、胸膜中皮腫、胸腺癌、縦隔腫瘍など)で手術をした方がよいと言われています。治療受入れ病院を探しています。

Q4.肺癌など呼吸器系の癌(肺癌、胸膜中皮腫、胸腺癌、縦隔腫瘍など)で放射線治療を受けています。治療受入れ病院を探しています。

A2~4.まず、通院中の病院にご連絡ください。被災地域であっても治療の継続が可能であることも十分考えられます。数日または数週間休診が避けられない場合でも、病院のスタッフから適切なアドバイスが得られる可能性があります。病気の状態によってはしばらくの休診があっても問題ないこともありますので、可能であれば通院中の病院に連絡して相談しましょう。
もし、通院中の病院と連絡が取れない場合、あるいは連絡が取れても対応ができないと言われた場合、2011年の東日本大震災の際には「国立がん研究センターがん情報サービス」に「震災によるがん診療連携拠点病院の被災状況およびがん患者受け入れ体制一覧」を提示しました。必要により再掲載される可能性がありますので、国立がん研究センターがん情報サービスのホームページ(https://ganjoho.jp/public/index.html)を確認してください。

(注)がん診療連携拠点病院以外の医療施設でも、それぞれの対応ができるところがあります。以下の回答も参考になると思われます。

A2.2011年の東日本大震災の際には日本臨床腫瘍学会に薬物療法に関する受入れ機関の一覧が掲載されました。必要により再掲載される可能性がありますので、ご確認ください。
以下のホームページをご覧下さい。
http://www.jsmo.or.jp

なお、個別の相談は、A1に記載している相談窓口で対応できるかも知れません。ご確認の上、メールをお送り下さい。

A3.2011年の東日本大震災の際には日本胸部外科学会が肺癌手術の必要な方についての後方支援施設を掲示しました。必要により再掲載される可能性がありますので、ご確認ください。
以下のホームページをご覧下さい。
http://www.jpats.org

A4.2011年の東日本大震災の際には日本放射線腫瘍学会(JASTRO)と、東北がんネットワークの放射線治療専門委員会がそれぞれ情報を提供しました。必要により再掲載される可能性がありますので、以下のホームページをご覧になって下さい。
日本放射線腫瘍学会(JASTRO):https://www.jastro.or.jp
東北がんネットワークの放射線治療専門委員会:http://touhoku-gannet.jp/

Q5.肺癌の疑いがあるといわれています。診断と治療をお願いできる病院を探しています。

A5.何度か通院する必要があります。A1およびA3をご参照下さい。

(薬物療法について)

Q6.飲み薬の抗癌薬(イレッサ/タルセバ/ジオトリフ/タグリッソ/ザーコリ/アレセンサ/ジカディア/ローブレナ/タフィンラー/メキニスト/TS-1/UFTなど)、痛み止めを内服しています。残り少なくなりましたが、続けないといけませんか?

A6.飲み薬の抗癌薬については、これまでに大きな副作用がなかったのなら中断せずに続けた方が良いです。A1.A2~4.A2を参考に対応してください。痛み止めの薬は止めると強い痛みが再発することがあります。できるだけ早く(専門にこだわらず)最寄りのクリニックや病院に相談して下さい(これについてはQ8もご覧下さい)。

Q7.外来化学療法を受けていました。継続できない状況にあり不安です。

A7.決められた予定通りに治療を受けることが理想的ですが、2~3週間の遅れであれば大きな問題はありません。それ以上の遅れが予測される場合は、A1.A2~4.A2を参考に対応してください。

Q8.外来化学療法の副作用が心配です。

A8.重要な副作用は、最後の治療から2~3週間目にもっとも強くなり、その後は自然に軽快するのが一般的です。発熱や出血があるようなら、できるだけ早く(専門にこだわらず)最寄りのクリニックや病院に相談して下さい。その際、外来化学療法を受けていること、最後に治療を受けた日、(可能なら)受けている治療内容を必ず医師などにお知らせ下さい。治療内容を正確に伝えるには、「お薬手帳」はもちろん、病院でもらった説明文書、説明・同意文書、検査データのコピーなどを日頃から整理しておくことが大切です。これらの書類を被災で失った場合でもためらわず受診してください。クリニック、病院への相談が困難な場合は、A1.A2~4.A2.を参考に対応してください。

Q9.臨床試験・治験に参加し治療を受けていました。どうすれば良いでしょうか?

A9.臨床試験・治験による治療は、通常はその施設で継続する必要がありますが、非常時には特別措置が必要になります。A2~4に述べたようにまずは通院中の病院に連絡を取ることが第一ですが、連絡が取れない場合は、臨床試験・治験に参加した際の「説明・同意文書」を確認して下さい。その中には必ず「研究実施体制」、「研究代表者」、「研究事務局」、「相談窓口」といった項目がありますので目次などで探してください(通常は最後の方にあります)。これらの連絡先に被災地域以外のものが含まれていればそこに連絡してください。企業治験(製薬メーカーがスポンサーになって行う治験)の場合は、「説明・同意文書」の中にその旨が記載されています。その企業の本社、支社などに連絡することも有用と思われます。

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