お知らせ

ARDS診療ガイドライン改訂版作成におけるパネル会議メンバー募集のお知らせ

刊行物 呼吸器学会

日本呼吸器学会
会員 各位

現在、日本呼吸器学会では、日本集中治療医学会・日本呼吸療法医学会と合同でARDS診療ガイドライン2021の改訂作業に入りました。

▼参考:ARDS診療ガイドライン2021 委員会報告

https://www.jsicm.org/publication/pdf/220728JSICM_ihardsg.pdf

つきましては、ARDSガイドライン2026作成におけるパネル会議メンバーを募集いたします。(各職種1-2名、全体で成人12-16名、小児10-14名程度を予定)。

▼募集職種

専門家医師(例:日常的にARDS診療に携わっている医師)
非専門家医師(例:人工呼吸器患者の診療にあまり関わらない医師)
看護師
臨床工学技士
薬剤師
管理栄養士
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
患者または患者家族
方法論の専門家(例:システマティックレビューの専門家、統計学者、疫学者、図書館情報学専門家など)
医療安全または医療倫理の専門家
行政関係者(例:厚生労働省 医系技官経験者など)

なお、お願いしたいタスクは以下の三つになります。

▼タスク

  1. ガイドライン作成プロセスの概要に関して、予習し理解頂く必要があります(別途、予習のための事前資料をお渡しする予定です)。
  2. 1回バネル会議(2024512日)に出席し、参考資料をもとに、ガイドライン作成統括委員会が作成した臨床的疑問(クリニカルクエスチョン:CQ 例:成人ARDS患者に対して〇〇を使用するか?)の原案に対して、それぞれの立場から意見を述べたうえで、ガイドラインに採用するかについて投票頂きます。
  3. 2回パネル会議(2025年度前半を予定)に出席し、システマティックレビューチームが作成した推奨文決定のための参考資料をもとに、それぞれの立場から意見を述べたうえで、投票で推奨を決定して頂きます。

以下、注意点です。

  1. 2回のパネル会議には原則現地でご出席頂く必要があります。第1回パネル会議は2024512日(午前中から夕方までを予定)に、東京都内会場(調整中)で行う予定です。旅費支給いたします。
  2. パネル会議が延長した場合の追加の会議や、その他の会議(オンライン含む)にもご参加をお願いする可能性があります。
  3. 今後、システマティックレビュー委員(ワーキンググループ)の募集を行いますが、原則として兼任はできません。
  4. 利益相反(以下、COI)の関係上、パネル委員にご就任頂けないことや、当該CQにおいてのみ代理が必要となる場合があります。そのため、ご応募頂く際に予めCOIフォームを御提出頂く必要があります(COIの有無については、ガイドライン本文等で開示させていただきます)。

我こそはと思う方は、自薦・他薦を問わず、以下の2つのgoogleフォーム(①所属学会や専門、ガイドライン経験について ②COIに関して)に記載頂き、1031日迄にご応募ください。
googleフォームは、各学会のホームページに掲載されておりますが、応募は1回のみとしていただき、複数学会での応募はお控えください。

▼応募フォーム 

①  https://forms.gle/7cxgMXoBCnZhPJz19

②  https://forms.gle/RL2vzVh8kkoDQHvo6

※回答頂く際から過去3年の間が、お答え頂く利益相反(COI)の対象となります。また、学術的COIの項目Cについては、現時点では不明ですので、「なし」をご選択下さい。

なお、経済的ならびに学術的COIについては、詳しくは別紙(COI説明)をご参照下さい。

結果は、統括委員会の厳正な審議のうえ、採用の方にのみ個別にご連絡差し上げます。

日本のARDSの診療の発展のために、是非ご協力よろしくお願いいたします。

 

ARDS診療ガイドライン作成統括委員会

委員長 大下 慎一郎

委員長   則末 泰博