お知らせ

「ARDS診療ガイドライン2021」パブリックコメント募集のお知らせ

刊行物 呼吸器学会

日本呼吸器学会 会員のみなさまへ

平素より格別のお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

この度、日本集中治療医学会と日本呼吸器学会、日本呼吸療法医学会は合同で「ARDS診療ガイドライン2021」のドラフト版を作成いたしました。本診療ガイドラインは2016年版に引き続きエビデンスに基づいた質の高い診療ガイドラインを目指して、たくさんの学会員有志のご協力を賜りGRADE方式に則って作成しております。また世界で初めて小児ARDSも対象としております。

この度パネル会議において成人46個、および小児15個のCQの推奨文に対する合意形成がなされました。ここに推奨と、推奨の根拠となったEvidence to decision tableとEvidence profileを公開し、下記要領でパブリックコメントを募集いたしますので、下記のご案内よりご意見をいただけましたら幸いです。ご多忙の折恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。

今回、透明性を高める取り組みとして原則として経済学的COIに加えて学術的COIの開示をお願いしております。お手数をおかけしますがご協力のほどよろしくおねがいします。

●募集期間 掲載を終了しました。

2021年6月11日(金曜日)から6月24日(木曜日) 【必着】

下記要領でパブリックコメントを募集いたしますので、ご意見をお寄せください。

●ご意見、情報の提出方法

Google formを用いています。下記URLからお入り頂き、所定の項目に回答してください。

入力については下記の点にご留意ください。

  • アンケート入力を途中で中止した場合、一時保存されません。再度最初から入力が必要となります。
  • CQ毎にコメントを受け付けています。事前にコメントを提出するCQを下記より確認してください。
  • ご意見をいただく方の過去3年間(2018年1月1日~2020年12月31日)のCOIを開示ください。 (COIの詳細な要件についてはGoogle form内に記載されております。ご参照ください)
  • 無記名、COI開示なしでも受け付けますが、記名・COI開示のコメントを重要視いたします。

●注意事項

  • メールによるコメント送付は受け付けかねます。
  • パブリックコメントに対する個々の回答はいたしかねます。
  • 頂いたパブリックコメントは公開させて頂く場合があります。
  • 頂いたパブリックコメントに基づき診療ガイドラインの内容を改変するか否かは、三学会合同ARDS診療ガイドライン改訂版作成統括委員会およびパネル会議の討議で判断いたします。
  • 本診療ガイドラインは作成過程のものであり、「公表された著作物」には該当しません。いかなる形式、手段によっても転載、引用を許可いたしません。
  • 本診療ガイドラインの著作権は日本集中治療医学会・日本呼吸器学会・日本呼吸療法医学会が保有します。

●ガイドライン資料はこちら

  • A領域:診断・重症度評価(CQ1-13)
  • B領域:非侵襲的呼吸療法(CQ14-18)
  • C領域:人工呼吸器設定(CQ19-30)
  • D領域:呼吸器管理関連(CQ31-38)
  • E領域:薬物療法・全身管理(CQ39-46)
  • 小児:(PCQ1-13)

ARDS診療ガイドライン2021作成統括委員会

委員長 讃井 將満

委員長 田坂 定智