お知らせ

第1回暫定MDD認定医講習会のご案内 第一報

呼吸器学会

 特発性肺線維症(IPF)は進行性で予後不良の疾患です。2022年度の人口動態統計では男性死因の第9位(1.9%)がIPFを含むびまん性肺疾患であり、正確な診断による診療が求められています。現在、びまん性肺疾患集学的合議(MDD)は標準的な診断評価法となっています。MDDを行うと予後予測能・予後分離が向上し(Fujisawa T, et al. ERJ 2019; 53)、適正な診断が行われることにより、最適の治療を提供することが可能となります。MDD介入のモデル解析では医療費の削減、予後の改善が見込まれます。この様な背景のもと、公益社団法人日本医学放射線学会および一般社団法人日本病理学会と共同で一般社団法人日本呼吸器学会MDD保険診療資格等認定委員会では、MDD認定医制度の整備とびまん性肺疾患MDD評価提供料の保険収載申請を行っています。

 MDD認定医制度の整備のため、第64回日本呼吸器学会学術講演会の会期中に第1回暫定MDD認定医講習会を開催します。

日時 2024年4月7日(日) 17:00~19:00(予定)
場所 パシフィコ横浜ノース

内容

MDDに関する講義と症例検討を2時間かけて行います。

会費

無料(この講習会に関して)

参加登録

登録フォームを作成します。詳しくは、第64回日本呼吸器学会学術講演会のホームページに掲載します。日本呼吸器学会の会員でなくても登録できます。

受講証

講習会終了後会場で受講証をお渡しします。

以上、よろしくお願いします。多数の参加をお待ちしております。

2023年10月28日

一般社団法人日本呼吸器学会MDD保険診療資格等認定委員会
公益社団法人日本医学放射線学会