活動・取り組み

DEI委員会

女性医師のキャリアパス

三ツ井 美穂 医師福井大学病院/呼吸器内科
2014年3月卒業

呼吸器内科を選んだ理由

内科医師になりたいと思った時に、患者さんの生活に寄り添うような診療のできる科がいいなと考えていました。喘息、COPDといった慢性疾患から、悪性腫瘍や間質性肺炎など患者さんの最期まで、病気を診るのはもちろんですが、診療を通してその人らしい生き方を一緒に考えていく診療ができるところに魅力を感じました。

呼吸器内科を選んで良かったこと、やりがいを感じる時

気管支鏡などの手技や緩和療法における薬剤の使用、呼吸器管理など幅広い知識が身につくところは呼吸器内科ならではだと思います。また大学病院では、肺癌や間質性肺炎患者の割合が多いですが、もしかしたら救命できないかもしれないという状況の患者さんが助かった時にやりがいを感じます。

女性医師としてキャリア形成する上で、気をつけたこと・頑張ったこと

三ツ井 美穂 医師

学会発表や、研究会に積極的に参加するようにしています。家庭との両立という点で、家事はできるほうがする、7割できればよしと考えて無理せずしています。

女性医師としてのキャリアを積んできた上で、一番助かったこと

男女関係なく、職場が学会発表や勉強会などに出席させてくれたこと。

女性医師としてキャリアを積む上で、これから職場・学会等に改善を望むこと

女性でも、未婚者や子供のいない女性医師は、職場が男女平等に機会を与えてくれればおそらく男性医師と変わらない働き方はできると思います。キャリアを積みにくい女性医師の多くは子育てをされている先生方だと思います。家を空けられないので、学会や勉強会に出席できないという事もあると思うので、webで参加できるものがもっと増えると良いのではないでしょうか。

後輩に対するメッセージ

呼吸器疾患は幅広く、きっと自分の興味を持てる領域があると思います。自分にあう働き方や、診療ができる科だと思うので、ほんの少しでも興味があったら呼吸器内科を研修してみてください。