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[呼吸器Q&A]
タバコを止めるにはどうすればよいですか?

Last Update:2007年12月6日

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まず「ニコチン依存症」を知って下さい。ニコチン依存症がタバコを吸いたくさせます。

 タバコを吸うこと、すなわち喫煙習慣は個人の嗜好で片付けられる簡単な問題ではなく、「ニコチン依存症」として捉えることが重要です。タバコの煙に含まれるニコチンは、ドーパミンやセロトニンといった脳内の神経伝達物質を分泌させ、眠気を取り気分をスッキリさせます。ところがニコチンが切れてくるとイライラやだるさが高まり、タバコを吸わずにはいられなくなります。ニコチンによる禁断症状です。
しかし、ニコチン依存症は「再発しやすいが、繰り返し治療することにより完治しうる慢性疾患」であり、治癒しうる疾患と考えて下さい。

自分がニコチン依存症かどうかを判断するには。

 中等度以上のニコチン依存の簡単な見分け方は、

  1. 1日の喫煙本数が26本以上である、
    かつ/または
  2. 朝目覚めてから30分以内にタバコを吸う、です。

禁煙の具体的な方法

 ニコチン依存症の方は、もはや気力だけで禁煙することは困難で、禁煙治療が必要になります。禁煙治療の柱はニコチン代替療法で、ニコチンのパッチ(貼り薬)やガムにより血液中のニコチンを補い、ニコチン(すなわちタバコ)への渇望(たばこを吸いたいという欲求)を軽減させます。ニコチン製薬(禁煙補助薬)は一定期間で漸減し、最終的に禁煙を目指します。また、器具を用いて呼気中の一酸化炭素(CO)濃度を測定し、ニコチン摂取量もモニターします。一酸化炭素はタバコに含まれる主要な物質で、一酸化炭素の濃度を測定することにより、禁煙がうまくいっているかどうか客観的に評価出来ます。

禁煙治療は保険で出来ます。

 禁煙治療は、2006年度から一定の条件下で保険適応されましたので、急速に広まりつつあります。禁煙には「七転び八起き」の精神が必要です。失敗してもあきらめずにチャレンジして下さい。家族や友人など周囲の方々の協力も仰ぎましょう。タバコを止めたくても自分の意志ではどうにもならず、真に禁煙を願う方は、病院の禁煙外来を受診し専門的な治療を受けることをお勧めします。

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