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Last Update:2016年1月20日

平成28年度診療報酬改定骨子 呼吸器関連について

平成28年1月吉日

会員各位

日本呼吸器学会 保険委員会
委員長 門田 淳一
副委員長 小林 弘祐
副委員長 高橋 和久
副委員長 蝶名林 直彦

平成28年度診療報酬改定骨子 呼吸器関連について
下記の通りお知らせ致します。


全体としての増減
診療報酬改定について
平成28年度の診療報酬改定は、以下のとおりとする。

1.診療報酬本体 +0.49%
各科改定率 医科 +0.56%
歯科 +0.61%
調剤 +0.17%

2.薬価等
① 薬価 ▲1.22%
上記のほか、
・市場拡大再算定による薬価の見直しにより、▲0.19%
・年間販売額が極めて大きい品目に対応する市場拡大再算定の特例の実施により、▲0.28%
② 材料価格 ▲0.11%
なお、上記のほか、新規収載された後発医薬品の価格の引下げ、長期収載品の特例的引下げの置き換え率の基準の見直し、いわゆる大型門前薬局等に対する評価の適正化、入院医療において食事として提供される経腸栄養用製品に係る入院時食事療養費等の適正化、医薬品の適正使用等の観点等からの1処方当たりの湿布薬の枚数制限、費用対効果の低下した歯科材料の適正化の措置を講ずる。

Ⅰ.薬剤関連

DPC 制度におけるニボルマブに関する対応について
新規に薬価収載された医薬品等については、DPC/PDPSにおける診療報酬点数表に反映されないことから、一定の基準に該当する医薬品等を使用した患者については、包括評価の対象外とし、次期診療報酬改定までの間、出来高算定することとしている

【提案】平成27年12月17日に新たに効能が追加された医薬品のうち以下に掲げるものは、上記基準に該当する。よって、これらの薬剤を使用した患者であって当該薬剤に対応する出来高算定対象診断群分類に該当するものについては、次期診療報酬改定までの間、出来高算定することとしてはどうか。
背景として
○ ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤が平成27 年12 月17 日に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能又は効果として承認されたが、本品は特例的に迅速な薬事審査が行われたもの。
○ 承認審査における対応を踏まえ、本品目のDPC 制度における高額薬剤としての適応に当たっては、今回が診療報酬改定前年度であり、高額薬剤判定の時期(平成28 年4 月を予定)まで通常よりも期間が多く掛かるため、中医協による承認後の告示日より高額薬剤として扱うこととしてはどうか。

Ⅱ.在宅医療関連

在宅呼吸療法の円滑な継続を図るとともに適正な評価を行うため、以下のような見直しを行う。
①在宅酸素療法指導管理料及び在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料について、医師の判断に基づき患者が受診しない月においても、材料等に相当する費用の算定を可能とする。
②睡眠時無呼吸症候群又は慢性心不全を合併している患者に対するASV療法について、その有効性を踏まえ、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料における評価を見直すとともに、在宅療養指導管理材料加算を新設する。

Ⅲ.リハビリテーション関連

①地域包括ケアシステムの中でリハビリテーションを推進する観点から、回復期リハビリテーション病棟入院料の体制強化加算を届け出る医療機関において、入院時と退院後の医療についてつながりを保って提供できるよう、回復期リハビリテーション病棟の専従の常勤医師が入院外の診療にも一定程度従事できるよう施設基準を見直す。

②廃用症候群の特性に応じたリハビリテーションを実施するため、廃用症候群に対するリハビリテーションに対する評価を新たな疾患別リハビリテーション料として設ける。

③摂食機能療法を推進する観点から、①対象となる患者の範囲を拡大し、経口摂取回復促進加算について、要件を緩和した新たな区分を設ける。

以 上

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