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Last Update:2016年9月1日

慢性呼吸器疾患啓発促進委員会からのお知らせ

日本呼吸器学会会員の皆さんへ

慢性呼吸器疾患啓発促進委員会
委員長 橋本 修

 今年度より設置されました、慢性呼吸器疾患啓発促進委員会からお知らせいたします。
現在、日本呼吸器学会では、これまでに制定した、肺の日(8月1日)、呼吸の日(5月9日)の行事として、呼吸器についての知識普及や呼吸器疾患の早期発見に向けて、本部、支部において市民公開講座を開催しています。最近では、慢性呼吸器疾患とくにCOPDの認知率向上に向けて、多くの市民の皆様への周知を目的として活動しております。

  1. 学会主体の活動
  2. 学会が共催あるいは関連する団体・活動

に分けて、活動内容について、紹介します。

1.学会主体の活動

  • 8月1日を「肺の日」、5月9日を「呼吸の日」に定めた経緯と市民公開講座。
     経緯について。8月1日「肺の日」は、平成12年(2000年)3月21日開催の理事会、翌3月22日開催の評議員会において、8月1日を肺の日と定め、各支部で市民向け啓発活動を実施する旨を決議しました。同年、7月30日に山木戸会長(第40回会長)より、記者発表を行ないました。5月9日「呼吸の日」は、平成19年(2007年)年5月開催の総会において、呼吸の日を5月9日とする旨が承認され、肺の日と同様に活動することが決定されました。
     「肺の日、呼吸の日市民公開講座」は、各支部の理事会または代議員総会で決定された会長の下に、各支部で地域の住民を対象に、呼吸器に関する講演や肺年齢の測定等を行っています。内容(プログラム)の決定については、会長に一任されています。運営に際しての予算については、本部より各支部に250,000円を支給しています。
     呼吸器学会本部においては、関東支部共催ならびに結核予防会、日本医師会と輪番にて実行責任者をおき、日本医師会館大講堂で「呼吸の日記念フォーラム」を開催しています。
     2016年は、5月9日に実施。約400名の市民の参加があり、COPDに関する講演、パネルディスカションならびに肺年齢測定を実施しました。
  • 付記:「呼吸の日記念フォーラム」について
     2008年第1回から、工藤 翔二先生(当時:理事長、現:学会名誉会員)の指導のもと開始し、日本呼吸器学会、結核予防会、日本医師会の3団体で運営しています。当学会では肺の啓発健康推進委員会(短期委員会)が本行事の担当委員会として活動しておりましたが、現在は、肺生理専門委員会(委員長:一ノ瀬正和先生)が担当しており、実施状況について、総会で報告しています。今後は慢性呼吸器疾患啓発促進委員会へ移管する予定です。本行事においては、COPDに関連したテーマを設定し、市民向けの講演やパネル討論、肺年齢測定等、市民の皆様の役に立つ呼吸器疾患関連の最新情報を提供しています。運営は日本呼吸器学会、結核予防会、日本医師会の3団体が持ち回りで運営し、実行委員長の担当団体事務局が主導し、関係の事務方を集めて、プログラム内容について打ち合わせを行い、最終決定は、実行委員長ならびに実行委員との打ち合わせの上で決定しています。最近では、第7回(2014年)から関東支部行事と共催とし会長/藤本圭作先生が実行委員として対応、第8回(2015年)は、当学会が運営の当番で会長の吾妻安良太先生が実行委員長として対応、第9回(2016年)は、会長/植木純先生が実行委員として対応いたしました。本行事(関東支部共催)は企業からの寄付金で運営されていましたが、第7回(2014年)では赤字となり、主催の3団体で均等に補填いたしました。この経緯に鑑み、2015年から、Mediate Hayashi/林通平氏(COPD啓発プロジェクトプロデューサー)に運営を依頼し、製薬企業の協賛金を資金として運営を担当しています。

2.学会が共催あるいは関連する団体・活動

  • 日本COPD対策推進会議(会長:横倉義武 日本医師会会長)
     平成22年に日本医師会の主導により、日本医師会、当学会、結核予防会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の4団体にて、COPDの発症予防を目的に本会議を立ち上げ、平成26年から、GOLD日本委員会も加わって、現在の団体構成になっています。これまでの活動成果として、日本医師会会員向けにCOPD啓発資料の作成配布を実施しています。
    (URL:http://www.med.or.jp/people/nonsmoking/000004.html
  • GOLD日本委員会(理事長:長瀬隆英 日本呼吸器学会理事)
     一般社団法人への移行後、厚労省の進める健康日本21(第二次)でのCOPD認知率向上の方針に同調して、都道府県単位での自治体政策担当者向けCOPD講習会の開催や世界COPDデーと時期を合わせて、マスコミ関係者を招いて、国内でのCOPDサミット(当学会は平成26年12月5日理事会で共催を承認した)を開催して、認知率向上活動を盛り上げています。(URL:http://www.gold-jac.jp/
  • 慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟(会長:鴨下一郎 衆議院議員)
     日本呼吸器疾患患者団体連合会、特に日本呼吸器障害者情報センター(略称:J-Breath)と連携して、自民党・公明党の有志議員の参加による、議連活動に参加しています。日本呼吸器学会は2014年4月議連設立総会および同6月議連役員総会参加し、活動を2015年4月日本呼吸器学会定例総会で報告した。これまで、日本医療政策機構の助力も得て、議連設立総会や議連勉強会に参加し、COPD対策基本法(仮称)の制定を目指しています。
  • 一般社団法人COPD啓発プロジェクト(理事長:高久史麿 日本医学会会長)
     2012年の健康日本21(第二次)で掲げられた「2022年までにCOPDの認知率80%」を達成するべく、日本COPD対策推進会議(日本医師会、日本呼吸器学会、結核予防会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、GOLD日本委員会)、日本医学会の有志が発起人となり、COPDの認知率を2017年に50%に達成することを目標に2012年10月に活動を開始し、2014年12月に一般社団法人化した。関連学会及び企業が同一目標を持って啓発活動に取り組む、「産・官・学一体によるCOPD啓発」に取り組んでいる団体。本組織は、日本医師会、日本呼吸器学会、結核予防会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の各団体から個人の資格で理事に就任し、出身母体の意向を反映する形で、認知率向上に向けた取り組みを展開しています。活動内容はテレビや新聞などのメディアやコ・メディカルと連携した一般啓発から関係省庁へのタバコパッケージ変更やCOPD早期発見に対する要望書の提出等多岐に渡っており、2017年の認知率50%達成に向けて今後も様々な啓発活動を行っています。
    (URL:http://www.asahi.com/ad/copd/

(学会のこれまでの活動、今後の活動)

  • 肺機能検査の健診項目(慢性呼吸器疾患に関する質問表)への追加(厚労省宛、他学会と連名にて要望書提出)
  • たばこパッケージへのCOPDの表記変更(6月7日現在案として、「注意文言」として記載)
  • COPD疾患表記の変更(ICD-11委員会への働きかけ)
  • 全ての都道府県健康増進計画へのCOPD認知率向上計画の盛り込み(今後要望する予定)
  • 肺年齢計算式の変更(当面は旧式を使用し新式は参考式とする方針・肺生理専門委員会)

以上

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